はじめまして。Noren と申します。金融業界で働く20代後半です。
自己紹介のつもりで書き始めたのに、気づいたら「なぜ自分はこれを書くのか」という問いに向き合っていました。せっかくなので、その答えごと、最初の記事にしてしまおうと思います。
「たくさん持つこと」が豊かさだと思っていた頃
少し前まで、私はそれなりに買い物が好きでした。正確には、「買うこと」が好きだったのかもしれません。SNSで見かけたものを調べて、レビューを読んで、カートに入れて、届いた瞬間の高揚感を楽しむ。そのループを何度も繰り返していました。
でも、部屋を見渡すと妙な感覚がありました。モノは増えているのに、「これだ」と思えるものが少ない。気に入って買ったはずなのに、半年後には引き出しの奥に入っている。また似たようなものを探している——その繰り返しでした。
金融の仕事をしていると、お金の流れや価値の本質を考える機会が多くあります。そこで気づいたのが、自分の消費のパターンが「流行を追いかけて買い替えつづける」ものになっていたということです。流行のサイクルは短い。追いかけるほど、お金も時間も削られていく。それなのに、手元に残るものの満足度は上がらない。
一度、この消費から「おりてみたい」と思いました。それがこのサイトをはじめた、最初のきっかけです。
「定番」を持つことの、地味な難しさ
流行を追うのをやめる、と決めるのは簡単です。難しいのは、その代わりに「自分の定番」を見つけることです。
定番というのは、誰かに教えてもらうものではありません。「これは本当に自分に合っているか」を、使いながら確かめていくしかない。ファッションでも、道具でも、お金の使い方でも、同じだと思っています。
私自身、まだ途中です。「これが定番だ」と言い切れるものを少しずつ増やしている最中で、失敗もあります。「良さそう」と思って選んだものが、3ヶ月後に全然使っていなかったこともある。そのたびに、自分の「本当に必要なもの」の解像度が少し上がる感覚があります。
うまくいった話より、こういう詰まった経験の方が、書いていて正直だと思うので、そういうことも隠さず書いていくつもりです。
なぜ「暖簾(のれん)」なのか
サイトの名前を考えるとき、「派手じゃないけど、長く続いているもの」のイメージが頭にありました。そこで思い浮かんだのが、暖簾でした。
老舗の店先に掛かっている暖簾は、目立ちません。デザインも、素材も、シンプルです。けれど、色が褪せて、布が薄くなってもそこにあり続ける暖簾には、その店が積み重ねてきた時間と信頼が滲み出ています。何十年も掛かりつづけるには、それだけの理由がある。
目立つことではなく、長く信頼されること。このサイトもそういう場所にしたいと思っています。バズることより、5年後も読んで意味があるものを書く。そのために「Real things last.(本物だけが、残る)」というフィロソフィーを置いています。
このサイトで書いていくこと
テーマは大きく4つです。
- お金のこと:貯め方・使い方・増やし方。金融の仕事で得た視点と、自分が実際に試したことを書きます。
- 生き方のこと:流行に振り回されず、自分のペースで暮らすためのヒント。
- ファッションのこと:定番を見つける過程で学んだことを、具体的に。
- お金持ちの習慣:正直に言うと、私自身がお金持ちになりたいです。だから、学んで実践していることを、等身大のまま書きます。
どれも「教科書を読み直しました」ではなく、「自分でやってみたらこうなりました」という記事にします。うまくいったことだけでなく、続かなかったことや、やり直したことも、そのまま書くつもりです。
こんな人に読んでほしい
特定の誰かに向けて書いているわけではありませんが、読んでいると「これ、私のことだ」と思ってもらえると嬉しい人のイメージはあります。
- 流行より、自分の定番を持ちたい人
- 本当に良いものだけを、少しずつ選んでいきたい人
- 消費のペースを落として、もう少し丁寧に暮らしたいと感じている人
同じように感じている人と、考えを共有できたら嬉しいです。まだ未熟ですが、誰かの役に立てるものを書いていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
まとめ
- 流行を追いかける消費をやめて、「自分の定番」をひとつずつ増やすことをテーマに発信していきます。
- 「暖簾」のように、目立つことより長く信頼されることを目指しています。
- お金・生き方・ファッション・お金持ちの習慣を、等身大の体験をもとに書いていきます。
次にやること
- 次の記事では、私が「定番」を決める際に使っている判断基準を具体的に書きます。
- お金の使い方について、自分が試してよかったことを一つ取り上げます。
- このサイトを定期的に読んでもらえるよう、週に一度は更新を続けていきます。


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